伝説の黒デュコフと魔改造されたYAS-62【YAS-62 with Bobby Dukoff P8】この装備なら魔王も倒せる!!

YAS-62とデュコフメタルマウスピースの組み合わせ

このYAS-62は特別な仕様でおそらく日本に他には存在しないでしょう。

はい。お分かりでしょうか、大変手の込んだ楽器ですね。

まずネックは金メッキのG1。これは通常でもよく見ますね。

しかし本体、ここからがレア仕様です。

まず彫刻とロゴが銀メッキになっています。

キーガードも銀メッキですね。

そしてわかり辛いのですが、インナーベルゴールド仕様、つまりベルの内側が金メッキなのです。

また、ネックジョイント部のネジがかえられています。

このネジはどこのメーカーの物なのでしょうか。

U字管のリングはアンラッカー、そしてオクターブキーには金属が盛ってあります。

サムフック、サムレストも金属製ですね。

もの凄い改造です。

いったい手間とお金をいくらかけたらこの仕様になるのでしょうか。

全くもって謎の楽器です。

吹奏感もとても良いですね。

通常、62はもう少し物足りない感じもするのですが、この楽器は本当に良く応えてくれました……

抵抗感も程よく、音量も抜けも最高!ヤマハの弱点(!)である少し詰まった感じも全くありませんし、

何より見ていてとてもモチベーションがあがりますね!

眺めるだけで楽しいです!

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そしてこの楽器に合わせたのはデュコフメタルマウスピース

なんとこのデュコフも一筋縄ではいかない代物です

Dモデルではなく、なんとPというモデルの8番。

パーソナルモデルというDよりも上位のマウスピースです。

それのMiami Floridaモデル。通称黒デュコフというやつですね。

物凄いパワーのマウスピースでした。

今まで吹いたデュコフとはまるで別物ですね。

音量や発音の鋭さなんかはデュコフのそれですが、加えて上品さが漂います。

コントロールもとりやすく、物凄く反応が速いです。

吐いた息全てが音になるような、そんな感じがします。

フラジオからサブトーンまで難なく出て、うるさいという感じもありません。

繊細かつ大胆、まさにそんなマウスピースでした。

サンボーン好きには見逃せませんね!

このような仕様のYAS-62にはおそらく出会う機会はないかと思いますが、

デュコフの方はこれからもPモデルを見る機会があるかもしれません。

デュコフ愛好家の皆様はもし見かけたら是非吹いてみて下さいね!

デュコフとリンクは良いのを探すのが大変なマウスピースとして有名ですが、

同じブランドのマウスピースを何度も買いなおすくらいなら多少高くともこれを買うのが良いと思いますよ!