伝説の巨匠も使用したメーカー!!クランポン!!【Buffet Crampon S2 with Meyer 4SM】

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今回はかつて一世を風靡したクランポンのサックスについて

クラシックの世界にダニエル・デファイエという巨匠がいました

彼はマルセル・ミュールの後任という事で、世界で最も権威のあるパリ国立高等音楽院の教授となった人です。

その彼が来日して、日本はデファイエショックと呼ばれる現象に襲われました。

あまりにも素晴らしい音色だったもので、日本のクラシック奏者を皆虜にしてしまったのです。

その時彼が使用していたのがクランポンのサックスでした。

このS2というモデルはクランポンのミドルクラスの物です。

高いモデルだとS1、S1-Prestage(通称赤ベル)という物があります。

クランポンのサックスは、やはり音色に木管的な特徴を持っているというべきですね。

設計自体が他のメーカーとは違うのでネックの所に切れ込みが入っています。

トーンホールに被ってしまうので切り取っているんですね。

実はS1の方が市場には出ています。案外S2の方が珍しいかも?

さて今回はクラシック吹きではなくあえてジャズ吹きしてみましたが、意外と好評でビックリしました。

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最近はSENZOという当時のS1-Prestageを復活させたモデルもあるのですが、そちらもかなり良いですよ!

マウスピースの写真はありませんが、今回合わせたのは4SMのMEYERです。

NY MEYERではありませんが、その直後くらいの物ですね。

4SMという開きは結構珍しいですが小回りがきくのでこちらも結構良い感触でした!

MEYERというと5MMや6MMくらいが一般的だと思いますが、やはり吹いてみないと分からない事ってありますよね。