うっひょーーーーー!!!
今回のは上物ですぜ!兄貴!
最高級の組み合わせ!
アメセルの5デジ!!それにブリルハートのトナリンGN!
ビバップ大好き星人の方々には涎が止まらないセッティングではないでしょうか?デュフフwww
いやぁ…この風格はすごいですね…
あ、まず「5デジってなんだよボケ」って罵りが聞こえてきたので説明しますが、
5デジのデジとは「digit」という桁という意味の略ですね。
番号が5桁、つまり10万未満のシリアルナンバーの希少な個体という事です。
例外を除いてですが、やはり古い物には価値があります。
5デジのしかもアメセルっていうのは物凄く高価なんですよ。
うまい棒が10万本以上は買えてしまう金額で取引されます。
あ、「アメセルだのフラセルだのなんだよクソが!銃弾の雨をフラセルぞ!」
なんて罵りが聞こえてきたのでこちらもお答えします。
ようは簡単にいうとアッセンブリーがアメリカかフランスかという事です。
「なんだよそれだけかよ」って聞こえてきたのでお答えしますと、
それだけなんですがかなり違うんですよ。
例えば管体の継ぎ目をアメセルはハンダ溶接してあります。
彫刻も全然違うんですよね。
更に高音のF♯キーがアメセルには基本ありません。
ラッカー塗装もアメセルは吹き付けの自然乾燥、フラセルは焼き付けです。
ここまで違うと本当に別物なんですよね。
お分かりになりやがれ下さい。
さあ吹いてみると…あぁ…吐いた息が全て音になるような反応の良さ。
ダークでバズの乗った上質なサウンド。
抜けや音の輪郭も最高みゃ~!
これは皆さんがアメセルアメセルっていうのもよくわかります。
なんというか良い楽器の特徴なんですが、
楽器という存在を忘れさせてくれる感じです。
う~ん、マンダム。
さてそれに合わせたのが
Brilhart Tonalin Great Neck3
ブリルハートのトナリンといえばチャーリー・パーカーですよね!
今回のはグレートネック期の希少な物です。
パーカーはストリームラインの物を使っていますね。
吹いた感じはスモーキーで程よい抵抗感とファットな音色。
独特なサウンドを持ったマウスピースですよね。
この独特なサウンドに魅せられてコレクションし続ける方もいるんだとか。
でも気持ちはわかりますよええ。高価ですが…
ではお待ちかねの総評にいきますよ!
A.Selmer 5digit(五段階評価)
- 音色 ★★★★★
- 見た目★★★★★
- 操作性★★★★☆
- コスパ★★★☆☆
- レア度★★★★★
まとめ:音色は文句なし。
見た目もヴィンテージの風格!
操作性は少し重心が今の楽器と違うので慣れれば問題なしですね。
コスパに関してはうまい棒10万本クラスの楽器なので…
しかし値段相応という意味でこの評価。
レア度に関しては極初期のSBAから以降してすぐくらいの5デジですので大変希少です。
Brilhart Tonalin GN3
- 音色 ★★★★☆
- 見た目★★★★☆
- 操作性★★★★☆
- コスパ★★★☆☆
- レア度★★★☆☆
まとめ:音色はこちらもレベル高いです。
吹いていて楽しくなりますね!
見た目は象徴的ですよね。
ジャズという言葉でこれを吹いているパーカーを思い浮かべる人も少なくないのでは。
コントロールもしやすいですね。
コスパはまぁ普通です。値段相応かと。
レア度もグレートネック期の物なので多少はレアかな?
ストリームラインだと跳ね上がります。
トナリンは素材がもろいのでクラックの入っていない物を探すのは本当に苦労しますね…
ってなわけで最高にテンションの上がる組み合わせのレビューでした!